3.2.12. log_reopen

3.2.12.1. 名前

log_reopen - ログファイルの再読み込み

3.2.12.2. 書式

log_reopen [output_type]

3.2.12.3. 説明

groonga組込コマンドの一つであるlog_reopenについて説明します。組込コマンドは、groonga実行ファイルの引数、標準入力、またはソケット経由でgroongaサーバにリクエストを送信することによって実行します。

log_reopenは、ログファイルを再読み込みします。

現在、デフォルトのログ関数を用いている場合のみに対応しています。

3.2.12.4. 引数

ありません。

3.2.12.5. 返値

以下のようなjson形式で値が返却されます。 [1]

[[リターンコード, 処理開始時間, 処理時間]]

リターンコード

grn_rcに対応する数値が返されます。0(GRN_SUCCESS)以外の場合は、続いてエラー内容を示す 文字列が返されます。

処理開始時間

処理を開始した時間について、1970年1月1日0時0分0秒を起点とした秒数を小数で返します。

処理時間

処理にかかった秒数を返します。

3.2.12.6. 例

log_reopen

[[0,1268208665.67547,0.045]]

3.2.12.7. log_reopenを用いたログのローテーション

  1. ログファイルをmvなどで移動する。 ログはmvで移動された先のファイルに書き込まれる。
  2. log_reopenコマンドを実行する。
  3. 既存のログファイル名と同じファイル名で、新たなログファイルが作成される。 今後のログは新たなログファイルに書き込まれる。

脚注

[1]tsv,xml出力はv1.0でサポートされます。また、処理開始時間・処理時間については正確でない場合があります。