3.2.7. delete

3.2.7.1. 名前

delete - 一件のレコードの削除

3.2.7.2. 書式

delete table [key [output_type [id]]]

3.2.7.3. 説明

groonga組込コマンドの一つであるdeleteについて説明します。組込コマンドは、groonga実行ファイルの引数、標準入力、またはソケット経由でgroongaサーバにリクエストを送信することによって実行します。

deleteは、使用しているデータベースのテーブルに1件のレコードを削除します。

3.2.7.4. 引数

table

レコードを削除しようとするテーブルの名前を指定します。

key

削除するレコードの主キー値を指定します。主キーなしのテーブルの場合はこのパラメータを指定しても無視されます(idパラメータを代わりに指定します)。

output_type

出力形式を、json,tsv,xmlのいずれかで指定します。 [1]

id

レコードIDによってレコードを指定します。idパラメータを指定する場合は、keyパラメータを指定してはいけません。

返値 —

以下のようなjson形式で値が返却されます。 [1]

[[リターンコード, 処理開始時間, 処理時間]]

リターンコード

grn_rcに対応する数値が返されます。0(GRN_SUCCESS)以外の場合は、続いてエラー内容を示す 文字列が返されます。

処理開始時間

処理を開始した時間について、1970年1月1日0時0分0秒を起点とした秒数を小数で返します。

処理時間

処理にかかった秒数を返します。

3.2.7.5. 例

テーブルEntryからレコードを削除します。:

delete Entry abandon

[[0,1268211658.00739,0.000361]]

3.2.7.6. 関連項目

load

[1]tsv,xml出力はv1.0でサポートされます。また、処理開始時間・処理時間については正確でない場合があります。

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3.2.6. define_selector

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3.2.8. get

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