column_list - テーブルに定義されているカラムのリスト表示
column_list table [output_type]
groonga組込コマンドの一つであるcolumn_listについて説明します。組込コマンドは、groonga実行ファイルの引数、標準入力、またはソケット経由でgroongaサーバにリクエストを送信することによって実行します。
column_listはテーブルに定義されているカラムをリスト表示します。
以下のようなjson形式で値が返却されます。 [1]
[[リターンコード, 処理開始時間, 処理時間],]
リターンコード
grn_rcに対応する数値が返されます。0(GRN_SUCCESS)以外の場合は、続いてエラー内容を示す 文字列が返されます。
処理開始時間
処理を開始した時間について、1970年1月1日0時0分0秒を起点とした秒数を小数で返します。
処理時間
処理にかかった秒数を返します。
リスト
テーブル名一覧が以下の形式で返却されます。
[[検索件数], [[カラム名1,カラム型1],..], 検索結果1,..]検索件数
検索件数が出力されます。カラム名n
output_columnsに指定された条件に従って、対象となるカラム名が出力されます。 カラム名ごとに格納されている情報は、以下のとおりです。
id
カラムオブジェクトに割り当てられたIDname
カラム名path
カラム値を格納するファイル名type
スカラ型,ベクタ型,インデックス型の種別flags
カラムのflags属性domain
カラムの値の属する型range
テーブルのkeyの型source
インデックスカラムのとき、インデックス対象カラム名の配列カラム型n
output_columnsに指定された条件に従って、対象となるカラム型が出力されます。テーブル情報n
テーブル情報が出力されます。
column_list Entry --output_type json
[[0,1268214107.89182,6.5e-05],[[["id", "UInt32"],["name","ShortText"],["path","ShortText"],["type","ShortText"],["flags","ShortText"],["domain", "ShortText"],["range", "ShortText"],["source","ShortText"]],[258,"Entry.body","test.db.0000102","var","COLUMN_SCALAR|COMPRESS_NONE|PERSISTENT","Entry","ShortText",[]]]]
脚注
[1] | tsv,xml出力はv1.0でサポートされます。また、処理開始時間・処理時間については正確でない場合があります。 |