status - groongaプロセスの状態表示
status [output_type]
groonga組込コマンドの一つであるstatusについて説明します。組込コマンドは、groonga実行ファイルの引数、標準入力、またはソケット経由でgroongaサーバにリクエストを送信することによって実行します。
statusコマンドは、groongaプロセスの状態を表示します。主にgroongaサーバプロセスに対して使用することを想定しています。
以下のようなjson形式で値が返却されます。 [1]
[[リターンコード, 処理開始時間, 処理時間], ステータス情報]
リターンコード
grn_rcに対応する数値が返されます。0(GRN_SUCCESS)以外の場合は、続いてエラー内容を示す 文字列が返されます。
処理開始時間
処理を開始した時間について、1970年1月1日0時0分0秒を起点とした秒数を小数で返します。
処理時間
処理にかかった秒数を返します。
ステータス情報
下記の項目がハッシュ形式で出力されます。
alloc_count
groongaプロセスの内部でアロケートされ、まだ解放されてないメモリブロックの数を示します。groongaをbuildする際に、configureオプションで –enable-exact-alloc-countが指定されていたならば、正確な値を返します。それ以外の場合は不正確な値を返す場合があります。starttime
groongaプロセスが起動した時刻のtvsec値を返します。uptime
groongaプロセスが起動してから経過した秒数を返します。