3.1.2. http

3.1.2.1. 名前

groonga httpサービス

3.1.2.2. 書式

groonga -d --protocol http --admin-html-path /usr/share/groonga/admin_html dest

3.1.2.3. 説明

groongaサーバを起動する時に–protocolオプションにhttpを指定すると、httpで通信可能になります。また、–admin-html-path によって静的ページのパスを指定すると、httpリクエストに指定されたURIに対応する、パス配下に置かれたファイルを出力します。

デフォルトでは/usr/share/groonga/admin_html配下に、データベース管理ツールとなるファイル群がインストールされますので、このパスを指定してgroongaサーバを起動し、ウェブブラウザでhttp://hostname:port/index.htmlにアクセスすると、管理ツールが使用可能になります。

3.1.2.4. コマンド

httpを指定して起動したgroongaサーバに対しても、他のモードで起動したgroongaと同じコマンドが使用できます。

スタンドアロンやクライアントモードでは、コマンドは以下のような形式で指定していました。:

形式1: コマンド名 値1 値2,..

形式2: コマンド名 --引数名1 値1 --引数名2 値2,..

httpでgroongaサーバと通信する際には、以下のような形式でコマンドを指定します。:

形式: /d/コマンド名.output_type?引数名1=値1&引数名2=値2&...

ただし、コマンド名、引数名、値はURLエンコードが必要です。

output_typeにはjson, tsv, xmlが指定可能です。 [1]

GETメソッドおよびPOSTメソッドが使用可能です。 [2]

3.1.2.5. 返値

output_typeの指定に従って、コマンドの実行結果を出力します。

脚注

[1]xml, tsv出力はv1.0でサポートされます。
[2]POSTメソッドはv1.0でサポートされます。

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3.1.3. grnslap

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