delete - 一件のレコードの削除
delete table [key [output_type [id]]]
groonga組込コマンドの一つであるdeleteについて説明します。組込コマンドは、groonga実行ファイルの引数、標準入力、またはソケット経由でgroongaサーバにリクエストを送信することによって実行します。
deleteは、使用しているデータベースのテーブルに1件のレコードを削除します。
table
レコードを削除しようとするテーブルの名前を指定します。
key
削除するレコードの主キー値を指定します。主キーなしのテーブルの場合はこのパラメータを指定しても無視されます(idパラメータを代わりに指定します)。
output_type
出力形式を、json,tsv,xmlのいずれかで指定します。 [1]
id
レコードIDによってレコードを指定します。idパラメータを指定する場合は、keyパラメータを指定してはいけません。
返値 —
以下のようなjson形式で値が返却されます。 [1]
[[リターンコード, 処理開始時間, 処理時間]]
リターンコード
grn_rcに対応する数値が返されます。0(GRN_SUCCESS)以外の場合は、続いてエラー内容を示す 文字列が返されます。
処理開始時間
処理を開始した時間について、1970年1月1日0時0分0秒を起点とした秒数を小数で返します。
処理時間
処理にかかった秒数を返します。